WillcomとGmailを使っている人が知っていると便利なTips-欠点-


上記で紹介した欠点は、今のところ次の二つだと思います。

  • 携帯からの送信メールがバックアップできない。
  • RFCに準拠していないアドレスから送られてきたものは、メールアドレスが"×××××"@docomo.ne.jpとなってしまう。


前者については、携帯のアドレス帳に相手のアドレスを登録する際に、「●●●●●@docomo.ne.jp,△△△△△@gmail.com」と、カンマで区切って自分のGmailのアドレスを入力することで、その相手に送るメールが自分のGmail宛にも送られることになるので、バックアップが可能かもしれません。ですが、ちょっとこれについてはまだ試していないのでどなたか試した方がいらっしゃったらコメントかトラックバックで教えていただけると助かります。


後者ですが、まずRFCとは何ぞや?の部分やそのRFCってのを守ってないとどんな弊害が起きるかについて、以下のエントリーに詳しく書かれています。

Web屋のネタ帳
ドコモもauもいいかげんにメールアドレス設定の仕様を直せ。
http://neta.ywcafe.net/000799.html

ごくごく簡単に要約すると、RFCというインターネット技術に関する規格(ルールみたいなもの)があって、ほとんどのメールソフトとかメールサービスってのはその規格を前提にして作られているわけです。しかし、ドコモとauが勝手にそのルールを破ったもんだから、あるメールソフトではメールが送れなかったりして困っている。というわけ。
その「あるメールソフト」が、結構大勢の人が(特に会社などで)使っているMicrosoftOutlookだったりするので、結構深刻なわけです。
(いつも何かと悪者にされるMicrosoftだけど、今回は悪いのはドコモとかauのほうです)


じゃあ、今回のエントリーで自分が紹介している方法を使うにあたってどんな困ったことが起きるかと言うと、ありがたいことに「メールが送れない」などという深刻な問題ではありません。
ただ、RFCに準拠していない×××××@docomo.ne.jpなどのアドレスからメールが送られてくると、Gmailに転送が終わった段階で"×××××"@docomo.ne.jpと、@の前の部分が""で囲まれてしまいます。
Gmailには同じアドレスから送られてきたメールをクリック一つで一覧表示してくれる機能があって、その人とのメールのやり取りを見たりするのに便利なのですが、RFCに準拠していないアドレスが上記のように変換されてしまうことで、Gmailが別のアドレスと認識してしまい、一括で表示されなくなってしまいます。


たいしたことではないといえばたいしたことでは無いけれど、ちゃんとしたルールがある以上はドコモやauにはそれをしっかりと守ってもらいたいものです。