星野リゾート 星野佳路さん


NHKのプロフェッショナル仕事の流儀でも取り上げられてた星野リゾートの星野佳路さんのインタビュー記事が、gooに掲載されてたので紹介しておく。
goo辞書で調べ物をしていたらたまたま見つけただけなんだけど。

ドリームゲートスペシャルインタビュー〜MY BEST LIFE 挑戦する生き方〜
第14回 株式会社星野リゾート 代表取締役社長
星野 佳路 Yoshiharu Hoshino
http://job.goo.ne.jp/topics/interview/interview14/index.html

プロフェッショナルでは紹介されていなかった事柄が結構あって、読み応え十分だった。
特に共感できたのは、以下の部分。

当時はばら色の復活劇なんて想像すらできなくて、目の前にある大問題をどんどん解決していきながら、あと何年やれば少し楽になるのかな、なんて考えていました。先ほども申しましたが、方針をいっさいぶらさなかったですから、辞めていく人は多かった。しかし、辞めるべき人はそれでいいのですが、辞めてほしくない人も辞めていくわけです。もちろん引き止めはするのですが、その前にどう歯止めをかけるか、それが課題でした。

 給料も高くはなく、休みも少ない、おまけに施設も老朽化していましたから職場環境も自慢できるものではありません。そこで、未来はこうなるのだというビジョンを明確にして、全員スタッフで共有する。経営者として、私はこのような生活をしています、車はこれに乗っています、今週の行動はこのとおりです、会社の売り上げは現在こんな感じです、など情報をすべて公開していく。その上で、定めたビジョンへの最短距離を選びながら進んでいる経営者としての姿を見せる。そして、スタッフに仕事をどんどん任せていく。そうするとみんな、自分で考えるようになり、未来のビジョンを信じて、楽しみながら働いてくれるようになったのです。業績が良くなかったですから、引き止めるために給料を上げることはできません。これしか方法がなかったということでもあります。しかし、やはり仕事が楽しい、ここで働きたいと思えることが、一番のモチベーションになるのですね。情報公開に関してですが、月に1度の定例会議は、社員はもちろん、アルバイトでもパートタイマーでも誰でも参加できるよう門戸を開放しています。
http://job.goo.ne.jp/topics/interview/interview14/page03.html


まさに、今の自分達が進もうとしている道。
目指すべき事例があるというのは、本当に心強い。