Milksync、結局諦めました。

Remember The Milkを愛用し始めてから、「常にTODOを把握するにはどうしたらいいか?」ということを考えて試行錯誤しています。


すぐデジタルものに走る自分は、追加料金を払うと取得できる「Proアカウント」にて提供されている「Milksync」に飛びつきました。


これ、Remember The Milkと、Window Mobileの「仕事」を同期できるソフト。
これがあれば、Remember The Milkで登録したタスクをWindow Mobile機で確認できるし、逆に移動中などにふと思いついたタスクをWindow Mobileの「仕事」に登録すれば、後でMilksyncで同期を取った際にRemember The Milkにも登録されているのです。


これ、「しっかり同期されれば」とても便利なソフトで、スマートに仕事がサクサクこなせるのですが、自分がこの「Milksync」使用を諦めたのは「しっかり同期されないから」でした…。


「Milksync→仕事」は問題なく同期されるのですが、「仕事→Milksync」で同期をする際に、しっかりと「仕事」の状況が反映されなかったり、最悪の場合タスク自体が消えていたり…。
タスクリストを見て、「あれ、なんだか登録されてるタスクが少ないなぁ。順調にタスクが消化できているのかな〜♪」なんていい気でいて、後でちゃんと確認したらタスクがごそっと消えているときには冷や汗ものでした…。
本当に重要なタスクは脳みそがちゃんと記憶してくれているので問題ないとは思いますが。


Remember The Milk自体、最初からWindow Mobileの「仕事」と同期を取ることを前提に設計されていないので、しょうがないと思います。
iPhoneのでは専用アプリが出ているみたいなので、Window Mobile版が出たら再度導入を検討することにして、今は毎朝紙に印刷することにしてやりすごしています。


実際に使ってみないと分からないとは言え、よく調べもせずに新しいものに飛びつく自分の悪い癖が丸出しになりましたが、「紙」というアナログの良さを再発見するいいきっかけになったのでよしとします。


紙のいいところに、
・すぐにとりだせて、すぐに書き込める
・電池の減りを気にしなくていい
・かさばらばくて、持ち運びに便利
・一覧性に優れる
・データの消失を(あまり)気にしなくていい
というものがあると思いますが、一番は「適度な不自由さによって、生活に規則性を生み出す」という部分にあると思います。


例えば、このタスク管理を例に挙げれば、前日の就寝前にその日のタスク状況を整理し、翌日の朝にそれをプリントアウトしなければいけないわけです。
行きの電車の中で、右手で携帯をピコピコいじって、職場や学校につくまでになんとかタスクの整理を終わらせるという風にはいきません。
タスク整理を行う「時間」と「場所」が限定されることにより、生活に規則性が生まれるわけです。


そんなことを言いつつ、Remember The MilkのWindow Mobile版アプリが出たらすぐに手を出すと思うのですが・…そこら辺はしょうがないということで(笑)