昨日の続き
最近、インターンの方に気が取られて本業?のアルバイトの方がおろそかになっている気がする。
ちらほらと細かい部分で綻びが出ているような・・・。
昨日、白洲次郎の本の一説を紹介したけど、その続きもまた考えさせられる部分だったのであらためて紹介しておく。
- 作者: 白洲次郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/05/30
- メディア: 文庫
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吾々は敗戦の結果総てを失ってペチャンコになったのだ。言わば戦前吾々の住んでいた家は焼失して、かすかに残っているものは、その土台の石だけだ。その土台も地下何米と岩盤にとどいている様な本格的な土台でもない。大急ぎで外国流を真似て作った土台に過ぎない。然し土台はある。問題は家がない。そのない家にあるような気分を出して住んでいるのが、日本の国民の現状ではないか。殊に、指導者層の人にこういう妄想を抱いている人が多いのには、唯驚くばかりだ。