あたりまえのことをあたりまえにやる
今日のインターン先でのある出来事。
隣のデスクの人から、自分のデスクの人の予定を聞かれました。
わかる人はみんなたまたま電話中で、自分しか答える人がいなかったんですね。
そんな状況に気がついたのが聞かれてから10秒くらいたったとき。
んで、一応社員の予定はみんなイントラネットに入ってるので、ちゃちゃっと調べて答えたんです。
聞かれたデスクに向かって。
誰から聞かれたのかわからずにとりあえず「デスクに向かって」しゃべりました。
「○○さん、19時半まで戻りません」って。
で、そのまま自分の仕事に戻ろうとしたら後ろから怒号(ってほどでもないけど、その時の自分にはそう聞こえた)が飛んできたんです。
「お前、誰に向かってしゃべっとるんや!!」
一瞬場の空気が凍りついた後、声を振り絞って「いや、誰だかわからないんですけど、そちらのデスクから聞こえたんで・・・」と自分。
「ちゃんと伝わったんやろな!!」
その場は、最初に自分のデスクに問いかけて来た人が何とか取り繕ってくれて終わった。
でも、一日ずっとそのことが頭に残って離れなくて。
ただ単純に適当に返事したから怒られただけなのに、なんでこんなにもやもやとしたものが心の中に残るんだろうって。
で、たまたまインターンの先輩と別件でその怒った人のことを話してたら、その人がブログを書いているというので見てみた。
「人と本気で向き合う」という、あたりまえだけどないがしろにしがちなことが至るところにあふれていた。
止めることが出来ずに、結局全エントリーを読破してしまった。
そしてこんな時間。
その時、なんでその人が一見些細に思えることに激しく食いついたのか、そしてなんでそれに対して自分が罪悪感のようなものを抱いているのかがわかった。
あたりまえのことをあたりまえにやるのは難しい。
でも、それを積み重ねていけば、きっと大切な何かが得られるはずだ。