期限切れSuicaにあるビジネスチャンス


SuicaPasmoの定期の期限が切れているのに気がつかずに、そのままチャージ分から運賃分が引かれていて悔しい思いをした人も多いと思う。
昨日友人がそのことをmixiに書いていたし、自分も何年か前に5000円ほどを無駄にしたことがある。
今は一ヶ月ごとに購入しているのでこんなことは無いけれども、三ヶ月とか半年ごとに購入しているとついつい忘れやすいのかもしれない。


JRは色々とオプションで対策を用意しているみたいだけど、どれもちょっと・・・

JR東日本Suica|ご利用の際の注意
http://www.jreast.co.jp/suica/use/attention/index.html

Suicaの付加機能について
・定期券の有効期間やチャージ残額についてのアラームとして、お客さまのご希望により以下の機能を設定することもできます。ご希望の場合は、駅改札係員にお申しつけください。
■定期券の有効期間が14日以内になると、改札機での処理音を変える機能(Suica定期券)
■定期券の有効期間終了とともに自動精算機能を停止し、定期券の期限切れ忘れを防止する機能(Suica定期券)
■カード内の残額が1,000円以内になると、改札機での処理音を変える機能

まず最初と最後の「処理音を変える」という機能。
通勤通学で急いでいる時にちょっと音が変わったぐらいでは気がつかないし、ましてや駅はがやがやして騒がしいのでなおさらだ。


真ん中の「有効期間終了とともに自動精算機能を停止する」という機能。
この機能を有効にしている場合、期限切れに気がつくのは朝の通勤通学の時だ。
そこで気がついたとしても、すぐに定期券が購入できるかというと・・・そんな時間的な余裕は無いはず。(もっと、クレジットカードが使える自動販売機が増えれば話は別だけど)
期限が切れていることに気がつかないでチャージ分を使い果たしてしまうよりはましだけれども、自動精算機能が使えないということは逆に「わざわざ切符を買う」という余計な作業が出てきてしまう。



そこで提案。


定期券購入時に希望者にはメールアドレスを登録してもらい、期限が近くなったら(5日前とか。もちろん、ユーザーが選ぶようにしてもいい)そのアドレスに期限切れが近いことを知らせるメールを送ったらどうだろう。


サービスの運営費用は配信するメールに載せる広告でまかなえばいい。
駅周辺の商店とタイアップした企画を打つなどをすれば、もしかしたら運営費用をまかなうにとどまらず新たな収益源になるかもしれない。



これくらいのことはとっくに他の人が思いついていると思うんだけれども、実現していないということは何か課題があるんだろうか。


いずれにしても、ユーザーにとってもJRにとってもWin-Winな関係を築けるだけに、早いうちに実現して欲しいものです。