論理の出発点は、仮説でしかない

かなり遅ればせながら、国家の品格を読んでいる。
(ちなみに、知人がこの本の編集者らしい)


生物と無生物の間を読んだときと同じで、文才がある理系人が書いた文章はわかりやすく、そして面白い。

まだ半分しか読んでいないけど、「論理の出発点は仮説でしかない」というワンフレーズが強く印象に残った。


正しいか正しくないかなんて、結果が出なければわからない。
その結果だって、いつ出るかわからないし、いつをもって「結果が出た」とするかだっていくらでも定義できる。


だから、やれることはただ一つ。
結果を最大化するために、ひたすら努力するだけ。
おもいっきりやりきるだけ。


もっと言えば、先行が見えない中で、仮説に身を委ねて全力投球出来る人こそが、真の「強い人」なんだろう。
そう思った。